黒と白のあいだの

多様性社会で生きる彼是をつらつらと書き連ねる。

四季がある豊かな国、、

 いつの間にか暦の上でも秋になっていて、日が暮れる時刻も少しずつ早くなってきた。夏が来たかと思えば少しずつ遠ざかっていき、秋が近づいてきた。こんな調子で、日本では毎年四季が移ろいゆくもの。

 

 人其々に好きな季節・苦手な季節ともにあるのだろうけれど、そのすべての恩恵を生まれ育った此の国で享受できることは贅沢だといい歳になってようやく思えてきた。大人になればなるほど、日々の生活は自分の意識や感覚のみに向けることが難しくなっていく。子供の頃のほうがお金を稼ぐのは難しくとも、人として生きる上での大切な財産は数多く持っていられるのかもしれない。

忙しくなるほど、日々の用事や仕事をこなしたり、情報を吸収し消化したりすることに追われ、なんでもないことに感動できた感覚が薄れていくのかもしれない。或る意味では仕方のないこと。

 

 殆どの必要な情報はネットやSNS検索することですぐに入手できるし、文明の利器はあまりに多く増え自分の頭で考えて試行錯誤することも激減してきている現代。過剰なほどに便利になり豊かな社会になった。その分思いやりが減り想像力や気配りも貧しい社会になった(と感じる場面が増えた)。全ての人々が、これに当たるとは思わない。けど、わからない物事や無駄な寄り道を楽しむ遊び心、見知らぬ人に対してもさり気なく譲り合いをする優しさ、そんな些細なもんでも、もっと広まって行くといいな。

 時代錯誤な考えと思われるかもしれんけど、人生を終える頃になると何事もコスパやタイパだけで測ることは短絡的だったと後悔しかねないんだろうな、って。結局はその時々に味わった感情と思い出しか残してゆけないのなら、本当は何方を選ぶべきか自問自答して生きてほしいし、私自身もそうあり続けたい。思わぬところに本当に大事なご縁や幸運が転がっているハズ。幸せってとどのつまり、”気付くか気付かないか”、最終的にはその二択になるのかも。

 

<a href="https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=3NGKMP+GIS242+50+2HP601" rel="nofollow">
<img border="0" width="336" height="280" alt="" src="https://www26.a8.net/svt/bgt?aid=220802929999&wid=001&eno=01&mid=s00000000018015066000&mc=1"></a>
<img border="0" width="1" height="1" src="https://www14.a8.net/0.gif?a8mat=3NGKMP+GIS242+50+2HP601" alt="">