黒と白のあいだの

多様性社会で生きる彼是をつらつらと書き連ねる。

未来は憂いてしまうほどでもないかも?

 昨今、スポーツや発明等々、各分野に於いて幼い〜若い世代の活躍が目覚ましいと思うニュースを目にする機会が増えた。テクノロジーの発展とともに時代に適応できなくなる人は淘汰されたり、コロナ禍や諸般の事情もあり希望を見失いがちな人もいたりするのだろうけれど、そんな中でも日本はまだまだ捨てたもんではないな、って思える希望もある。

 

 自分より遥かに若い子達の活躍は頗る羨ましくもあり、焦りや嫉妬もないわけじゃないけど、でも、寧ろ尊敬や期待のほうが勝ってしまう。時代の流れも勿論あるけど、果たして自分の小学校時代に授業用にもタブレット端末を渡されて活用し、そこから諸々を改善すべくアイデアを捻り出したり、尚且それを実行すべく働きかけることなどできたろうか?否、紛うことなく。

 

 それ以外にも大人になるほど問題は公私共に付き纏ってくる訳だけれど、制限さえ設けられていない分野なら、更にやりたいことが明確になってきたのであれば、年齢等を言い訳にして逃げてしまうことこそ勿体ないんじゃないかな、って。生きるためとはいえ、やりたくもないことを続けて毎日消耗して荒んでしまうことを、それでもいいの?って問を投げかけたくなる。(誠に勝手だけれど。)

 

 限界を設けるのも自分、壁だとか安っちいプライドをぶっ壊して年甲斐もなく夢にまっしぐらになるのも自分。いいじゃん、リスクや責任を逃れる為の立ち回りしかせずに他人の挑戦を嘲る奴のほうが実はダサい、って皆心のなかではわかっているだろうし。

 

 もし夢があるのに燻ぶってしまっている人がいるのであれば、無理のない範囲でリスクを取って猪突猛進とはいかないまでも走り出してみてほしいな、などと勝手なことを思ってしまう。世間体だとか他人からの評価なんて気にしすぎたところで完全にコントロールできるもんでもないし、些細なことで覆されてしまうこともあるもの。そんなん環境が変わればガラッと変わり得るもの、自分を押し殺すも開放するもどちらも自由だし、その人自身が主人公だから決めたらいい。

 

 言いたいことの限りを述べてたらとっ散らかってしまったけど、他社に対してなんの責任も負えないし保証もできない分、童心に還って無邪気に人生を謳歌していける人が増えたらこれからの世の中を平和にする一助になるんじゃないかい?って思った。そして私も余生は、幼少期の苦悩を返上するべく遊び尽くしていきたい、そんなことを昼下がりに思うた。