黒と白のあいだの

多様性社会で生きる彼是をつらつらと書き連ねる。

雨が好き、という本音。

雨音が心地よい。家にいて静かに読書したり、窓の外を眺めて感慨に耽る、そんなことが幼少期から好きだ。(大して気乗りしない地域のスポーツチームの試合や練習も中止になるのも嬉しかったしね。)

ただ、わんぱく小僧の多い小・中学校時代だとそれは不健康でネクラなことだと思われがちで、はっきりと主張し難いのが何とももどかしかった。

 

大人になれば否応なしにそれぞれが別の道に進むのに、少数派になることや村八分になることは生きづらいってのも事実だから、子どもたちは大人以上に日々の生活で消耗してしまう部分もあるよね。

意に反していることでも仲間外れがこわいから無理して”ともだち”に合わせてみたり、そうしてみたとしてもほんの些細なことから理不尽な目に遭ってしまったり。

 

人生に於いては思い通りにいかんことのほうがトータルでは多くなるのかもしれない。でも、だからこそ、自分が本心から好きだと言える物事だけは少しずつでも気晴らしも兼ねて続けてほしいと勝手ながら思う。

無理矢理学ばされたことはすぐ忘れられても、自ら積極的に学んでいったことだけは決して裏切らないからね。

”好きこそものの上手なれ”、ってのは真理だと確信してる。

 

8月最後の日曜日、朝から降る雨を眺め、雨音に耳を澄まし、昔を思い出している今現在も案外良いのかもしれん。