黒と白のあいだの

多様性社会で生きる彼是をつらつらと書き連ねる。

天高く馬肥ゆる秋、"食べる"に想いを馳せる

東京ではここ1〜2週間、比較的過ごしやすい気温の日が多かったかと。

酷暑から一段落し、ようやっと秋の兆しが見えて来ていると感じて、少し嬉しくなる。

 

表題にも書いている"天高く馬肥ゆる秋"だけれど、気分的なものもあるけど秋になると食べ物がより一層美味しい。

更に、9月上旬は食べ物に関する記念日が数多くあるのが嬉しくも小憎らしくもありますw

因みに本日9月8日は、ハヤシの日。

9月8日は「ハヤシの日」 | 丸善ジュンク堂書店コーポレートサイト

明治の初期、丸善創業者の早矢仕有的が考案、そこから名付けられたとされる「ハヤシライス」。
ハヤシライスの命名には諸説ありますが、有的は当時日本を訪れていた多くの外国人との親交があり、また西洋料理にもなじみがあったため、友人が訪れるとあり合わせの肉や野菜をゴッタ煮にして、ご飯を添えて振る舞っていたようです。やがてこの料理は「早矢仕さんのライス」といわれるようになり、評判が評判を呼んでついには「ハヤシライス」の名で街のレストランのメニューになったとか。
(『丸善百年史』より抜粋)

弊社はこれらのエピソードより、昭和29年(1954)日本橋店の屋上レストランでおよそ半世紀にわたり「丸善のハヤシライス」としてその味と香りの文化を提供し、平成元年(1989)には創業120周年を記念して洋食シリーズ缶詰「新厨房楽」を発売、更に2016年9月にはレトルトパックシリーズを発売いたしました。

丸善とハヤシライスは明治、大正、昭和、平成と多年にわたり関わり続けて参りました。丸善の洋食シリーズ「新厨房楽」の製造販売会社である弊社が「ハヤシライスの生みの親」である早矢仕有的の誕生日(9月8日)を「ハヤシの日」として制定し、これからも将来にわたり「丸善とハヤシライス」の文化をより多くの方々に伝えてまいります。

株式会社丸善ジュンク堂書店

 

資料を拝読している間にも空腹の虫が合唱しているような気になり、体型や管理に留意しつつも、食べたいものを食べて自分を満たすことも忘れぬように努めたい。

 

因みに、明日9月9日は"食べものを大切にする日"とも制定されているそう。

 

食べものを大切にする日(9月9日 記念日) | 今日は何の日 | 雑学ネタ帳

「食べもの大切運動」に取り組んでいる一般財団法人・ベターホーム協会が制定。
食べものを捨てることなく食べきることが健康にも通じるとから、健康長寿を祝う「重陽節句」にあたる9月9日としたもの。また、食べものを「捨てないん(ナイン)」「残さないん(ナイン)」の語呂合わせからも。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

 

昨今フォトジェニックな(俗に云う"映える")食べ物が、撮影しSNSにアップすることが一般的になっているけれど、美味しく食べるならそれで一切問題なし。

だけど、ただSNSだけが目当てで粗末に残されたりするのはフードロスに直結するし、自慢のために体裁のみ整えただけの美しい私生活自慢は、SDGsの観点から言うとちっとも美しくなかったりする。

 

飽食で情報過多な時代だからこそ、当たり前にあるものの有り難みを再認識する。

そのほうが内側からも満足をすることができるんだろうね。

難しいときもあるけど、各々が少しずつ変えて行かなば。

一先ず、食うに困らない日々に感謝。

そして、食材の命や食べ物に関わってくれた人たちの手間暇をいただくこと。

感謝できることって、考えていくと途轍もない程多くあるな、って。

 

世の中のニュース諸々を拝見していると、決して常に落ち着いてはいられないけれど、今授かっている自分たちのイノチは大事にしていてほしいし、私自身もそうしていたい。