黒と白のあいだの

多様性社会で生きる彼是をつらつらと書き連ねる。

個の時代、何をしていきたいか?

最近の急速な円安だとか原料費や物価高騰だとか。

消費者サイドとしては、支出が増えるばかりで収入は然程増えていなくないか?なんて人は決して少なくない筈。

 

何のために気乗りしない仕事を続けるのか、私も会社勤めをしていた時期に疑念を常に抱いていました。

そして我慢が限界に近づいたこともあり、半ば衝動的に退職を申し出ていました。

恥ずかしながら当時に比べれば収入は微々たるものになったけど、生活水準が下がってもストレスが激減したことで些細な幸せを見つけられるようになり、結果的には正解だったな。

 

収入や生活水準を高く保つ為なら嫌なことも目を瞑る事ができる人もいるだろうし、慎ましい生活でも人間らしさや平穏無事が何よりも幸せと感じる人もいるでしょう。

人の数ほど価値観はあるだろうから一概には言えないけれど、好きなこと若しくは然程好きではなくとも得意なことを生業としていくほうが、日々の満足度は高くあれるのだろうな、とは思う。

 

これからの時代については様々な考察がなされているように、会社勤めでも終身雇用で一生涯安泰だとは断じて言えない時代だとは存じている。

だからこそ、どうせ働くのであれば勤務場所やドレスコードや拘束・移動時間の制限だとか、それら全てを欲張って職業選択をしていくも良し、合致するものがなければ自ら仕事を創ってゆくも良し。

 

今は世の中の大半が向かい風のような状況かもしれないけれど、それを追い風に変えていくのも自分の人生。

どうせ大変なら、楽な方に流されるだけよりも楽しそうな方に突っ走ってみるのも一興と思う。

 

取り敢えず、中秋の名月を眺めて物思いに耽りつつ、美味しいもの食べてご自愛くださいとも思う。