黒と白のあいだの

多様性社会で生きる彼是をつらつらと書き連ねる。

来年(先)のことを言うと…

"来年のことを言うと鬼が笑う" この諺は広く一般的に知られているものと思う。

本来の意味としては、"将来のことは前もって知ることができないのから、彼是言っても仕方がない。予測できない未来のことを言うのは鬼がせせら笑うほど可笑しいことだ。"というもの。

言い得て妙と思う、けど、悲しいかな先のことを考えずにはいられない時は往々にしてある。

 

今週末からもう10月に入り、今年も残すところあと3ヶ月となってしまう。

ああ、年明けすぐあたりに考えたやることリストのうち未完了は幾つもあり、達成する予定だった目標は未だ遠くに在る。

そんなんを思い出すと、数年先を想像したり憂いたり、忙しなく考えては実行できていないなんてざらにあるのは悪癖だ。

 

ネガティヴな想像は減らすに越したことはないけど、少し先に予定する楽しみについては考えを巡らすこと自体が楽しいってのもまたある。(実際に行なってしまうより想像している間の方が楽しかったりもするしね。)

不安やらなんやらを想定することはリスク回避にもなり得るし、メリットも確かに存在するけど、気が滅入ってしまうぐらいなら鬼に笑われる前に考えを止めとこう。

 

10月に入れば食料品等諸々値上げラッシュとなろうし、生活水準やら経済格差はより拡がってしまうのだろうから遣る瀬無い思いはする。

でも、だからこそ、休む時は休むほうが良いし、楽しむ時は楽しむほうが良い。

人による部分もあるだろうけど、苦しい時こそ敢えて一旦休むほうが却って良い成果が出せるものと思う。

 

誰しも無理し過ぎることなく、来年こそは世界的にも平穏無事と言える年になってほしいなと。

冒頭にも本題の諺を書いてしまったのに、鬼に笑われてでも先のことは考えたくなる今日此頃。