黒と白のあいだの

多様性社会で生きる彼是をつらつらと書き連ねる。

【光陰矢の如し】大人も"大した人"とは限らないってこと【画竜点睛を欠く】

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「光陰矢の如し」、そう、自身で年齢を重ねるに連れて、体感値での年月の経過が早いと感じるようになってくる。

幼少期は楽しく遊んでいる時間はあっという間に過ぎるけれど、一年単位でみると然程早く経過した印象はなかった。

だが、しかし、大人になるにつて、如何せん楽しいとは思えない義務に追われるときはその数時間が苦痛で長ったらしく感じる一方、一年どころかある程度の年齢を過ぎてからの数年間があっという間のように感じることが多々ある。

その実、過ぎ去っていった数年間の間に残せたものや積み重ねてきたものは何ぞや?だなんて疑問やら自己嫌悪の類に苛まれることすら、粗不可避に近いものですらある。

 

2023年も早いもので、本日は4月25日。

今年も115日目となり、残すはあと250日となった。

文字に起こしていて些か切ない気がしてくるのは断じて気の所為ではない、、筈。

嘆いていても仕方ないけれど、こういったもどかしさを抱えつつもなんやかんやで日々生きられている、っていうのが世間の大人の多数なのではないかな?だなんて自身を騙しつつ生きている今日この頃。


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結局、子供の頃は非現実的な夢をいくらでも見れたし、「いつか叶う」だなんて努力の有無はさておき無責任に考えていられた。

正直無邪気に遊べる子供でもなく斜に構えて閉じこもりがちな幼少期だったから、少年時代に戻りたいとは思わない。

寧ろ大人になってからのほうが自由を感じられてよき。

これもわかったことだけれど、大人やいうても殆ど中身は進化してない人のほうが多い、みんな程度は違えど人間である以上単なる動物の一種に過ぎないし、それゆえに完璧なんて偶像でしかない。

愛すべきバカもいれば、救いようのないほどのバカもまたいる。

諦観では決して無いけれど、結局、人間とはそんなものでしかないから、だからこそ誰でも人生のすべてを一人だけでは生きられないように仕組まれているのかも?

 

自信や慢心のみで自らを客観視できない人は挫折を味わってみればいいし、自信がない人は他人に対してみんな大差ないってほんの少しだけ舐めてかかってみるといい。

まだ生かされている以上は今生でやるべきことでも残っているんだろうけれど、今後も不完全な人間で生きて、少しでも過去の自分よりは学びや気づきを増やしていければ及第点ではある。

 

何者かになれたか?なんて、人生終えたあとに振り返れるものならそうしてみればいい。

生きている間は、一角の人物になれはせずとも、生活を続けることだけで決して赤点やら落第にはならないと自分を赦してやる、それを心がけるだけでまともなのだ、ってのも大人になってわかってくるもんだ。