恩師の言葉通りの矛盾を禁じ得んな…

　また９月から、都民割が開始されるとのニュースをテレビで拝見した。が、自身が感染しておらずワクチン接種３回済んでいるとて、全国的な状況を鑑みるとどうにも必要以上の遠出をする気持ちにはなれないなーっと。

　他の道府県にお住まいの方々からすれば、観光等に於いて経済を衰退させたくはないと思われるであろう一方、旅行客が騒ぎ散らかしてリスクを高められてしまうことを懸念されているであろうとも想像してしまう。

コロナ禍であっても自身が対策を確りして周囲に配慮できれば多少の観光は許容範囲なんじゃないの？と言われることもあるけれど、まだまだ足を伸ばせないでいるのがもどかしいのだ。

　当方が中学生の時代に遡るのだが、当時の恩師が三者面談の際に以下の言葉を仰っていたことを最近よく想起してしまう。

「全員に対して同じ注意事項を言うと、”お前は今のままで大丈夫だ”って思う子ほどより注意深くなるし、”お前は特に気を付けろよ”って思う当事者意識ない子ほど他人事と思って聞き流すんだよね〜。」

　当時からご尤もだと思っていたけれど、老若男女問わずに往々にして当て嵌まるものだ、とここ数年特にそう思う。

　人間が誰しも不完全なのは重々承知しているけど、マナー違反に対して目くじらを立ててばかりでも仕方ない。

他人の意識を変えることはほぼ不可能なので私自身は常に念頭に置いて日々過ごしていく所存でおる。

　兎にも角にも、皆様が旅行をされる際は、現地の方々への心配りも忘れず、お気を付けて楽しく過ごして頂ければ是幸いです。以上。

黒と白のあいだの