黒と白のあいだの

多様性社会で生きる彼是をつらつらと書き連ねる。

【人生の目的と手段】"生きる"と"働く"を天秤にかけて

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ライフワークバランス。

令和の今、只管働き通しで私生活の一切を犠牲にする人は嘗てより大幅に減少した筈。

確かに、生活の為には労働によって稼ぐお金等の資本は必要不可欠"では"あるのは事実。

だが、唯一無二の資本である健康を蔑ろにしてまでも其れを続けるか否か?

その問に対する解については推して知るべし、とあくまで個人的にはだけれど、思う。

 

幼い頃の自身を回顧したとき、大人になった今とは価値観が90°以上異なっていた部分がハッキリとわかった。

俗に言う”いい子症候群”の気質が強く、常に周りの顔色を伺い、意思表示の殆どを抑制するよう努めていた。

結局、其の類の気遣いは同年代の子たち等から好まれるでもなく、寧ろ思うままに生きる子供らしさのない者として上手く周囲に同調出来ず終いだったのだ。


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皮肉なもんだけど、自分が周囲のために気を配っても、相手方が求めるものって往々にして異なりがちなもの。

過ぎたるは及ばざるが如し、を体現するが如く、"自己中"と"気にしすぎ"は同族としてカテゴライズされることもあるのだと改めて思った。

 

そんな彼是を自身が長年苦心してきたから、大人こそ倫理道徳は念頭に置きつつも自身の興味関心に正直に生きてゆくべきでは?と考えるようになった。

些か話は脱線したけれど、好きでもないことで消耗して人生が終わってしまったら、本末転倒でしかない。

一般的に言われているように、気付いてから始めるのに遅すぎることはない。

その時から即時行動に移しさえすれば、それだけでもスタートダッシュに成功しとる、って思う。


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仕事はあくまで人生をよりよく過ごす為にお金等を稼ぐ"手段"でしかない。

だから、その手段がゆえに人生詰んでしまったら本末転倒なんだろな、と考えるようになった。

ただ、不可抗力でその手段を見誤ってしまうと抜け出すことに苦悩してしまう。

生真面目な人ほど損を被ってでも責務を全うしようとしてしまうこと、正直者が馬鹿を見てしまいがちなことが悲しい。

 

どうしても違和感を感じるときは、一度休んで立ち止まるなり、環境を変えるなりして然るべきと思う。

結局、人生の”目的”って一度しかない自身の生涯を全うすることだから。

嫌な仕事やらなんやらを惰性で続け、その後の人生に支障をきたしてしまったら勿体ない。

 

好きな事をやろう、本当に嫌なら逃げよう。

正直者ほど幸せになってほしい、そんなことを思い書き連ねた今日この頃。